九州までのアンテナ磨き旅 その3


鹿児島での最大の目標は、カラスの巣を見つけることだった。
北海道から沖縄まで、もう10年間以上もボクはカラスの巣を追っている。
何百というカラスの巣を見つけてきたが、その巣まで木登りをして、巣材と卵の記録をしてきているからだ。
鹿児島だけがまだ抜けていたので、今回はそれを埋めるために行動を起こしたのだった。
そのカラスの巣も、鹿児島へ着いた翌日にあっというまに5巣見つけ、撮影も楽勝だった。
照葉樹林という見えない森での巣探しだったが、カラスの表情を見ただけで、ボクにはどこに巣があるかがわかってしまう。
九州行きの最大の目的が、こうしてたった一日で達成できたのである。
だから、あとはのんびりと自分のアンテナにひっかかる視野を広めるだけの旅をすればよいから気楽だ。
なので、25日は東京ビックサイトのニコンブースのために安心して上京もできた。


ビックサイトのニコンブースでは、ボクの写真展もあった。
未発表作品を含めたデジタルカメラによる新作を大伸ばしで8点の展示である。


ニコンブースの斜向かいにはシグマのブースがあり、若き社長の山木さんの姿が見えたのでトークショーの前にちょっと立ち話。
(そういえば、トークショー中にシグマの元専務だった内田さんの姿も最前列にあることがわかった。一言も挨拶できなかったが、あの方は30年以上もボクをずっと応援し続けてくれているからありがたい。こういう人のためにも、1枚でも多くいい作品を残していきたいと思った。)

ニコンブースの横隣は、キャノンブース。
このキャノンブースでは、ボクのトークショーとバッティングする形で俳優の柳生博さんのトークショーもあった。柳生さんとは最近しこたま飲んだばかりだったので顔を合わせたかったが、お隣さんなのに互いに時間がとれなくて会えずじまい。
とまあ、慌しくトークショーをすませて、夕方の便で鹿児島へ。
こんなに多忙でいいのかと反省もするが、鹿児島からの往復の飛行機がすべて満席なのには驚いた。
忙しい人たちが、たくさんいるということ、なのだろう。
地方空港は軒並み空席が目立つのに、なぜか鹿児島だけは活気付いているように感じた。

東京ビックサイト周辺も工事中で、さらにあの辺も進化するのであろう。

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九州までのアンテナ磨き旅 その3 への9件のコメント

  1. おいかわ飯店 より:

    九州に行ったのは、10年ぐらい前鹿児島に行きました。友人に貝のコレクターの方がいて、遊びに行きました。一番印象深かったのが、醤油でした。どろどろしていて僕好みでした。さつま揚げにつけて食べましたか?

  2. beachmollusc より:

    私の観察フィールドである宮崎県日向市の小倉ヶ浜では潮干狩りしてハマグリを食べるカラスの集団がいます。砂浜の上で貝を見つけ出し、掘り出してから口にくわえて食卓に運んでいます。人工的に造られた岩、つまり護岸も利用していますが、天然の岩でお気に入りのスポットもあるようです。ブログでいくつか記事を書きましたので、よろしければ見に来てください。
    カラスが活躍している現場に案内もできますし、わが家には地下水を太陽熱で温めて使う外風呂の自家用温泉があります。gakuさんのご来訪を心待ちしている地元ファンもいますので、いつでもいらしてください。

  3. gaku より:

    おいかわ飯店さん、
    「さつまあげ」とうとう食べずじまいでした。
    beachmolluscさん、
    カラスでは以前に宮崎県内を走り回りました。
    今回は椎葉村あたりを巡ってました。
    1-2ヶ月のうちに、熊本まで行くと思います、多分。
    そのときには、大勢引き連れていらしてください。

  4. モリー より:

    はじめまして。愛林館の掲示板からサーフしてきました。
    熊本の山奥、大分県との県境に住んでる者です。
    カラスの卵はこんな色をしてるんですね。
    実は先月、3ヘクタールくらい植林しました。その後口いっぱい枯れ草をくわえたカラスが2羽、植林した森のほうへ飛んでいきました。これまで巣をかけていた木はもう倒れそうな枯れ木なので、きっとお引越しですね。どんな新居か楽しみです。
    実は、植林期間中の3月25日美しい大型の鳥が一羽優雅に飛んいたと、手伝ってくれていたお嬢さんと夫が話しておりました。鳥好きの彼女がインターネットで調べたらハシグロ鶴と思われると言っていましたが、写真が無いので信じてもらえません。その後も近くの渓流で羽休めをしていたと主人が言っていましたが、生態上このようなことがある可能性はあるのでしょうか?
    写真は全くの素人ですが、来年も来てくれる事を信じて、是非カメラに納めたいので、熊本での講習会楽しみにしています。

  5. モリー より:

    素人ゆへ主人から早速間違いを指摘されました。ハシグロでなくソデグロだそうです。(汗)
    ちなみに、この鳥好きのお嬢さんは、多分beachmolluscさんもよくご存知だと思います。森の天使のような女の子ですよ。

  6. gaku より:

    ■モリー さん
    ソデグロヅルだと、大きくて目立ちますよねぇー。
    写真があれば、すぐに理解できるのですが、ほんとうに残念ですぅ。
    >森の天使のような女の子ですよ。
    う、うわぁぁーー。
    それだけで、再び九州へ行きたいです。
    ぜ、ぜひ、呼んでくださーーい!!

  7. モリー より:

    朝書き込みしてすぐ
    >森の天使のような女の子にこのブログのことをメールしました。
    そしたら何と、前からgakuさんの大ファンなのだそうです。うちの植林の手伝いに来てくれたりして、HPチェックしてなかったら熊本にいらしてたなんてと大ショックの様子でした。今日から毎日チェックしますとのこと。
    再びの九州の際には、必ずお引き合わせしますね。見てる~?「は〇〇ちゃん!」
    おっとgakuさんのブログでした。失礼しました。

  8. beachmollusc より:

    コメントがにぎやかになっていますね。
    gakuさんの取材ネタとしてカラスの巣ではなく、海の食卓の方をご紹介したかったのですが、森の天使、は〇〇ちゃんがはるかに吸引力がありそうです。
    ニンゲンとカラスの潮干狩りのせめぎあいが観察できるのは日本中探しても日向市の海岸ぐらいのものでしょう。

  9. gaku より:

    beachmolluscさん
    >ニンゲンとカラスの潮干狩りのせめぎあいが観察できるのは日本中探しても日向市の海岸ぐらいのものでしょう。
    たしかに、面白そうですね。
    メールしますので、詳しいこと教えてください。