ホテイランに会いに行く


昨日(23日)は、神戸市の近くで講演の予定だった。
しかし、「豚インフル」で急遽中止。
なので、スケジュールにいきなり穴があいてしまった。
そんなボクを、親友のイトちゃんが誘いにきてくれた。
「これからホテイランを見に行くが、一緒に行くかい?」
まあ、イトちゃんと一緒に歩くだけで、とにかくお互いに刺激となり、大発見ばかりとなる。
なので、二つ返事で出かけた。
ホテイランはとても美しい野生のランで、ボクも大好きだ。
その群生地に、イトちゃんは毎年出かけて行ってはランの花に一人酔ってくるのである。
だから、場所を公開すればあっというまに盗掘に遭うので、絶対に信用できる相手でないと連れて行かないのだ。
群生といってもせいぜい数十株くらいだろうと、ボクは思っていた。
ところが、現場に着いて驚いた。
数百…、というホテイランが見事に咲いていたからである。
絶滅危惧種といわれるホテイランもあるところにはあるものであって、この場所だけは公開してはいけないと思った。
ランは、人間に狙われても歩いて逃げるワケにはいかないので、場所だけはやっぱり教えてはならないのである。
イトちゃんのように、自然生態に詳しく生育環境までちゃんと見届けることのできる人がいて、その人がそっと見守りつづけることがいちばんの「保護」につながると思うからだ。
これはランにかぎらず、イヌワシなどでも同じこと。だから、ボク等はいろんな生物や植物など何十年もそっと見守っている場所がいろんなところにある。
ホテイランだけでなく、近所にはイチヨウランも相当数があった。
見事な群生、だった。

ついでに、さわやかな風の通る森林で、2人でおにぎりを食べていると一瞬クマタカの声が聞こえた。
この声にはボクが反応して、声だけで巣のあることを悟った。
案の定、モミの大木にクマタカの巣は見つかった。
これで多いに満足しながら、さらには源流でヤマトイワナも釣った。
釣果は、食べごろの5匹。
イワナは大物狙いをする人は多いが、尺を超える肉質は好きではない。
リリースよりちょっと大きめなのが、食べていちばん美味しいとボクは思う。
そして、下山したボクは、夕方から隣町の猟師たちに焼肉に誘われていた。
イノシシの極上肉(3才メス)とシカ肉で、一升酒を飲んで、山歩きで疲れた体がとろけてしまった。

写真上:ホテイランはほんとうに美しい。珍品の白化個体も見つかった(右写真)。
写真中:ランを相手に「カメラ芸人」をしてみた。右はイチヨウラン。
写真下:ヤマトイワナはとても美しい。

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ホテイランに会いに行く への6件のコメント

  1. ブリスパ より:

    一瞬、「ボブ・ディラン」に会いに行かれたのかと思ってしまいました。
    クリップ・オンの「サン・シェイダー」なかなか、かっちょいいです(笑)!!

  2. みやましろちょう より:

    ホテイラン、きれいですね。
    今年は、見れるかな。出かけてみよう。

  3. 小坊主 より:

    イチヨウランと言うのですか。
    一葉蘭、なのでしょうね。
    でも、布袋蘭も、一葉だったような。。
    両者は、従兄弟くらいでしょうか。
    どちらも、見た事がないので、裏山椎です。

  4. C-NA より:

    なんて素敵な一日。
    ホテイランに逢いたいイチヨウランにも逢いたいです。釣りはしないけど食べるだけならお伴します?!
    でもその場所でずっとずっと咲いていてほしいから我慢します。また来年も見せてくださいね。

  5. ホテイランいいですね。僕の好きなランの一つです。数百とは素晴らしい群生だと思います。誰にも知らされずそのままでいてくれればいいと思います。
    ツーショットやってしまいましたね。これは癖になります気をつけてください。だんだんエスカレートしてきます。
    近い内に駒ヶ根にも行きますので、お互いにツーショットしてる姿を撮りあうのも一興かと思います。

  6. gaku より:

    ■ブリスパさん
    >クリップ・オンの「サン・シェイダー」
    あれは、¥ショップで100円。
    ■みやましろちょうさん
    いい花ですホテイラン。
    ■小坊主さん
    裏山椎、でしょう。へへへ。
    ■C-NAさん
    そう、いつまでも咲いてて欲しいホテイラン。
    ■おいかわ飯店さん
    >お互いにツーショットしてる姿を撮りあうのも一興かと
    やだ、ね。
    オイラは、ヒゲ面の男は撮らない主義デス。