野良犬のいる風景


「鷲羽山」という力士が、いた。
小兵力士ながら、ずいぶんと頑張っていた記憶がある。
その鷲羽山が、倉敷市の児島にあった。
どうも、ここの出身だから、地名の「鷲羽山」というシコ名になったのだろう。
ボクは、相撲にはそれほど興味がないので内容そのものに夢中になることはないが、鷲の羽の山という語源にはなぜか惹かれるものがあった。
だから、この地名があったので、高速道路を降りて、ふっと立ち寄ってみた。
そこで感動したのが、ここの漁港周辺には野良犬がたくさんいたことだった。
最近、野良犬を見る機会が全国的にめっきり減ったが、ここの野良犬は50年前にタイムスリップをしたみたいにのんびりしていたことが感動の理由だった。
たぶん、野良犬を地域住民の誰もがいじめてないから、このようにのんびりできているのであろう。
まさに、人間社会との共存関係にある昔ながらの普通の風景があったのだ。
これは、不思議な光景である。
現代のこの時代のなかで、まだ、このような風景があったのかと安堵感さえ覚えた。
昔の日本には、みんなこのような風景があったからだ。
昔は、柴犬などの「日本犬」が野良犬の基礎になっていたが、ここの犬はかなりの雑種犬だった。
しかし、こういう風景のある周辺でのキツネやタヌキ、イノシシなどの野生動物の動きを知りたいと思った。
また、人間との関係性を心理的に見てみたいとも思った。
なので、この地には、野良犬だけをテーマにまたやってきたいと思う。

写真上:住宅地にものんびりしている野良犬。
写真下:駐車中の車の日陰で昼寝の野良犬。

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野良犬のいる風景 への6件のコメント

  1. 北割 より:

    懐かしい風景です、是非キツネ・タヌキ・イノシシ・サル・ハクビシンの行動を知りたいものです、是非お調べ戴きお教えください。
    ジャガイモを作っている我が家の小さな菜園、1週間で半分イノシシの朝飯になってしまいました。

  2. C-NA より:

    人間を警戒する凶暴な野犬ではなくて人と寄り添っているノラ犬たちなのですね。
    安心しました。
    野良猫にはなぜか寛大なのに犬となると保健所に通報ということになりますね。
    この子たちは幸せだと思います。

  3. ブリスパ より:

    鷲羽山、小兵できっぷのいい相撲を取っていましたね!
    「太陽にほえろ」の燻し銀の刑事役に少し似ていましたが…
    倉敷のイメージ(40年前)は、水路と舟といった感じです、私の場合。
    犬ですが、もしかしたら飼い犬なのかも知れません。
    若狭湾の小さな漁師町ではよく見る光景です。
    昼間、町内をぶらついているのは、おばあちゃんか犬です。

  4. どぶろく より:

    直ぐにでも飛んで行きたい島ですね。お金が無いのでgakuさんのレポートが楽しみです。
    こちら横浜では、アライグマ、ハクビシン、タヌキがかなりいるみたいです。お金ができたら、ご近所の敷地内に自動カメラを設置したいです。アマチュアのお遊び。
    新横浜上空にはオオタカが飛んでいます。絶滅危惧種です。ぷっ。
    それより、一時期全く見られなかったオナガが増えており、今こいつが気になってます。

  5. 千草 より:

    奈良の講演 ありがとうございました。
    席に座っているといろんな声というか気配が分かりますね。
    意外なところで笑っていて。。。本当なんだけどなぁとふと驚きました。きっと良い刺激になると信じたいもんです。

  6. gaku より:

    ■ジャガイモを作っている我が家の小さな菜園、1週間で半分イノシシの朝飯になってしまいました。
    残り半分も、時間の問題ですね。
    ■人間を警戒する凶暴な野犬ではなくて人と寄り添っているノラ犬たちなのですね。
    そうなんですよ。その心理に興味がいきます。
    ■若狭湾の小さな漁師町ではよく見る光景です。
    こんど出かけてみます。若狭湾。
    ■一時期全く見られなかったオナガが増えており、今こいつが気になってます。
    オナガが増えると、オオタカも喜び餌にしていますよ。
    ■意外なところで笑っていて。。。本当なんだけどなぁとふと驚きました。
    そういうものなんですよ、素人さんは。
    そういう素人さんにも分かりやすく話を進めないといけませんね。