イノシシが怒った!!


北海道から慌ただしく帰ってすぐに、数台の無人撮影ロボットカメラの点検に出かけた。
なんと、一台が派手にひっくり返されているではないか。
イノシシの仕業であった。
イノシシが、カメラ周りの土を小型ブルドーザーよろしく堀りまくったからだ。
あげくに、カメラのボックスまで囓った、らしい。
ストロボの三脚が2本と、カメラ本体そのものが一台。
さらには、カメラの屋根なども修復不能なほどに壊されていた。
現場で直せるところはすぐにやるべきだったが、忙しかったのでメインスイッチだけを切って、修理は翌日にまわした。
ところが、今朝起きてみると、どしゃぶりの雨ではないか。
これはマズイと思い、急いでカメラのところに出かけてみたがすでに手遅れだった。
一番大切なメイン電源アンプが水浸しになっていた。
無人カメラシステムでもっとも高価なパーツだけに、悔しいことこのうえなし。
これは、重大な損害だからである。
こんなことを、知り合いの農家のオヤジに先ほど話したら、今年はイノシシがすこぶる元気だという。
もう、ジャガイモ畑が全滅だし、次の被害も予想されていた。
しかも、今年のイノシシはいままでにない傍若無人ぶりを発揮しているとのことだった。
仕掛けてあるイノシシ檻にもまったく警戒をしないし、檻の下の土を掘り起こしてひっくり返す始末だから早めに有害駆除をするといっていた。
ボクは、確かにイノシシに被害を被ったが、駆除というよりここはしっかりモデルにしてしまおうと考えている。
最近のイノシシは人間を舐めてきているし、精神的にもかなり進化してきているから、そうした進化のわかる生態をつかみたいのだ。
こうなったらこちらも甘いことは考えずに、野生イノシシの本性にどんどん迫ってみるつもり。

写真上:カメラが壊される寸前に写っていたのが、このイノシシ。
    まだ、若い3歳メスのようだ。
写真下:三脚がしっかり倒されていた。

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イノシシが怒った!! への4件のコメント

  1. あーる より:

    イノシシはあったことはないのですが、鹿や猿はどんどんずうずうしくなっています。
    3、4年前くらいからでしょうか。
    それまでは車を見ると逃げていたのが、かなり近づいても、うるせえなって顔して、道路脇でだらだらしてる。
    鹿なんて若いの数頭でたむろしてる姿は、コンビニの駐車場でしゃがみこんでる若者(人間のね)みたいです。

  2. beachmollusc より:

    わが家の周りでは、ヌタ場を提供しているからでしょうが、元気に活躍している様子が残されています。最近ではカンタロウことシーボルトミミズを掘っているらしく、林道脇があちらこちらでぐちゃぐちゃに掘り返されています。
    林道の通行車両は早朝から日没までポツポツありますので、日中は出てきませんが、夜間にはイノシシたちの天下、我が物顔でしょう。

  3. いち猟師 より:

    野生の生き物は頭が良いと言うか、すごくクールですよね。
    私は猟期は銃を担いで猟を行うので良く分かるのですが、猟師とただの人は明らかに区別しています、鹿ですら。
    先日も猟場の下見に行った際、アナグマが道端でエサを漁って居るのを師匠と発見したのですが、車で近づいても一瞥するだけで逃げようともしませんでした。
    当事者の人間よりも、なぜ人間が食物連鎖の頂点に立つことが出来たのか、彼らは良く分かっているのだと思います。
    下手すると、飼い猫にですら丸腰の人間はやられますからね、まあ食われはしませんが。

  4. gaku より:

    ■あーる さん
    そうです、最近の野生動物はほんとうに横着になってきています。
    これも、人間がこれまであまりにも無関心できたことに原因があると、僕は思っています。
    ■beachmollusc さん
    自然界にあって、ミミズを食べた生き物ほど「美味しい」と言われています。
    そちらのイノシシを、ぜひ食べてみたい、ものです。
    ■いち猟師 さん
    アナグマですが、あの村にもう一台カメラを設置しました。
    このカメラには、アナグマばかりが写されています。
    いるところには、ほんとうにたくさんいるみたいですアナグマ。