この雨模様は何なのか…


それにしても、雨がよく降る。
もう、立秋までは1週間そこそこだから、このまま梅雨も「秋雨」前線になるのだろう。
今年の夏は、もう来ないと諦めたほうがいい。
もうすぐモズが鳴きはじめ、秋の冴えざえとした時を告げてくれることだろう。
長雨が続いているので、今年のフィールド歩きはかなり慎重になっている。
とにかく、増水や鉄砲水、土砂崩れなども視野にいれながら日々の行動を考えていかなければならないからだ。
安定した山野では、どんなに雨が降っても、川の水がほとんど濁っていない。
それはそれで安心していいのだが、とにかく伊那谷は急傾斜地が多いから、災害がくるときは大きくいっぺんに来る可能性があるから用心するに越したことはない。

なので、奥山に仕掛けたカメラのバッテリーが切れているところがあり、そのメンテに出かけるのも躊躇している。
そう考えていたら、そこへ行くまでの林道がついに閉鎖された。
林道を管理する行政による閉鎖だが、これは的確な判断だと思う。
高速道路が土日1000円になったこともあり、最近この林道には県外車がけっこう入ってきていることも気になっていた。
林道を走ったこともない都会人が山道走行のルールも知らないまま走りまわっているのだから、そのうちに転落や落石による大きな事故も起きるであろうとボクはみている。
事故が起きてしまえば、自分の判断ミスを棚にあげて、行政などに「補償」を迫ってくるのも常である。   
だから、林道を通行止めにしたのは正解だと思う。
できればこのまま、一般車輌が無差別に入れないようにしたほうが行政としてもいいのではないか?

この雨が、この先どのくらい続くかわからないが、まあ、自然に逆らってもどうしようもない。
ここは焦らず、慎重になるのも自然との付き合い方のひとつであろう。
このままの雨と日照不足が続けば、米が大凶作になると農家は心配している。
山野の実ものは、雨を歓迎しているものもあるし、来年に向けて今年を諦めたものもある。

写真上:植物たちは、ひっそりと静かに雨をたたえている。
写真中:どんなに雨が降っても、渓流の水が濁らない川もあるが、イワナたちはしっかり小石を飲み込んでいる。
写真下:林道もとうとうゲートをされてしまった。
写真4:サマツモドキが美味しそうに生えていたが、このキノコは苦くて食べられない。キノコ類は、どうやら雨を歓迎している。

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この雨模様は何なのか… への8件のコメント

  1. su- より:

    この雨は天から人間に送ってきたメッセージだと思うネ!<su->

  2. kaba より:

    >山野の実ものは、雨を歓迎しているものもあるし、来年に向けて今年を諦めたものもある。
    成る程 自然は目の前の事柄に 素直に前向きなんですね 

  3. C-NA より:

    こんにちは、gaku先生。
    伊吹山の林道が閉鎖された背景には自損事故をおこして林道の整備をしていないからだと麓の区にねじ込んだ侵入者がいたことも一つあるようです。未だに不満の声はありますが・・。

  4. あーる より:

    見事に予想通りです。
    いましがた、もずが来てきちきち言ってました。
    毎朝、ホーホケキョをやりに来るうぐいすもいます。アブラゼミと一緒に鳴いていた日もありました。
    春、夏、秋全部一緒です。

  5. 小坊主 より:

    >ねじ込んだ侵入者
    そういう馬鹿者のお陰で、世間が、どんどん、狭くなっています。

  6. C-NA より:

    小坊主さんこんばんは。
    そのとおりなんです。
    マナーを忘れた侵入者は豊かな自然の中に何をしに来たかも忘れてしまっているのでしょうね。

  7. gaku より:

    中央アルプスの駒ケ岳ロープウエイ線も、転落死亡事故があってから一般車輌通行止めになりました。
    それでいいと思っていますが、それにしても最近の山道走行のマナーの悪さには目を覆うばかり、です。

  8. ブリスパ より:

    とうとう立秋を過ぎました。
    事態は全く好転していません。
    毎日のように水の事故のニュースを聞いている気がします。
    スーパーの野菜の値段が恨めしくなってきましたね。
    米も恐らく大丈夫ではないでしょうね。