わが畑の収穫祭


11月1日、おだやかな日曜日。
朝起きると、裏の畑からトラクターのエンジン音が聞こえてきた。
あっじゃー 隣のおじさんがオイラの畑を耕してくれている。
日曜日なので、もう少し寝ていたかったが飛び起きた。
80歳になる隣のおじさんご夫妻が、今年一年とにかくボクの畑の面倒をみてくれている。
畑のお師匠さんなので、ゆっくり寝ているワケにはいかず、ボクもさっそく手伝いに。
まず、今夏は食べ切れなかったほど収穫のあったトマトの最後をピクルスにするべき、もぎとった。

そのあとは、サトイモ堀り。
おじさんが、ボクの作業を見守りながら、
「ほほぅー ウチのやつよりよく出来ているなぁー
 このサトイモ苗は、ウチで余ったヤツをここへ俺が勝手に植えておいたんなぁー
 それにしてもよく出来ているぅー」

そして、ラッキョウも花が咲いていたので、掘り起こして植えなおし。
おじさんが、
 「このラッキョウもすごく大きいなぁー
  ウチのラッキョウは小さくてダメだぁー たぶん種類が違うと思うなぁー
  どこで、種を買ってきた、えぇー?」
 「このラッキョウは、道の駅で見切り品として150円で売ってた、にぃ
  あまりにも安かったので、3パック買ってきて、1パックはオイラが生で食べて、
  残りの2パックをここに勝手に植えておいたら、こんなにもなりました」
とにかくたくさんのラッキョウが採れたので、種としておじさんちにもコンテナでおすそ分け。

大きなトラクターなので、わが家の小さな畑は一瞬のうちに耕せる。
そのあと、おじさんご夫妻はタマネギの苗を植えてくれた。
「宮崎さんやぁー タマネギは102本あるで、ね
 来年の春には、これだけあれば食べきれない、にぃー
 タマネギ苗は、100本買ったけれど、2本おまけがついていたで、ねぇー
 こういう苗は、店によって100本きっちりのところと、98本しかなかったり、102本だったり…
 店の良心がわかってオモシロイ、にぃー」

サツマイモも大豊作で、巨大なものができた。
ダイコンもおじさんが種をまいてくれて、こんなにも立派。

カマキリとコオロギが、今年最後の陽だまりを楽しんでいた。

カボチャは、ゴミから勝手に生えてきて、花つぼみをつけたり実りの準備をしたり…
でも、11月だから、もうこの茎も刈り取らなければならない。

キャベツとハクサイは、このネットの下でいいあんばいに成長中。

作業を終えて、近所の山に入ったらクリタケがはじまっていた。
夕方からの雨で、あと2日もすれば採りごろとなろう。
おじさんちに、届ける、つもり。
いやぁー 自分の畑で野菜が採れるということは、こんなにも楽しく嬉しいことはない。
この畑には、いまのところ、キツネとタヌキが来ていることは分かっている。
キツネとタヌキは、そんなにも悪さをしないからいいが、サルがやってくる可能性は充分にある。
猿害対策としてのネットは張りたくないが、作物をサルやイノシシ、シカなどに食べられる農家の気持ちは痛いほどによくわかる。
なので、サルが来るようになったら、オイラは断固として戦う。

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わが畑の収穫祭 への6件のコメント

  1. ブリスパ より:

    1枚目は「ジェリー・ビーン」に似ていたので何かと思いましたが、トマトだったのですね!?
    >いやぁー 自分の畑で野菜が採れるということは、こんなにも楽しく嬉しいことはない。
    それは経験者でしかわからない部分かもしれませんが、大事なことだと思います。
    畑仕事と言うのは、ある意味単調ですが、結構「デザイン」したり戦略を練ったり、頭も使うし奥が深いものですよね。
    しかも「いい」お腹の減り方をするし…
    いや、専業ではない、子供心ながら思ったことなので、もしかしたらトータルではつらい仕事なのかもしれませんが…

  2. C-NA より:

    おはようございます。
    大収穫ですね。我が家も近所の農家から土地を借りていて今はもう亡き地主のおばさまに教えて頂いて(夫が)教えを忠実に守って作っています。今年も大根とネギと白菜が食べ頃になりました。この三種さえあれば冬の食卓が潤います。動物の害はいまのところありませんが虫と戦っています。

  3. あーる より:

    ああ、うらやましい。
    トラクターが使える畑。
    我が家のはバケツも自立困難な坂畑なので、
    平で広い畑は楽園のように見えます。
    しかもお世話してくれる天使がいるのですね。
    その狭い坂畑を波トタンと網でぐるぐるまきに守ってささやかな恵みをちょうだいしております。
    この夏はトマト、ナスはだめでした。
    キュウリが大豊作でキリギリス生活。
    今は大豊作の大根をながめておしんになるか、
    と思ってます。
    どの年も同じ年は一年としてなく、いろいろが良かったり、悪かったり。
    それが次の年への意欲につながりますね。

  4. 小坊主 より:

    収穫されたトマトの、何と、綺麗なこと。
    石の入っていない、土の地面が欲しいです。
    贅沢、言いません。
    畑が、二坪もあればいいのに。。

  5. gaku より:

    ■ブリスパ さん
    >トータルではつらい仕事なのかもしれませんが…
    けっこう、辛いものがありますよ。
    とくに、雑草対策。雑草を見ていると、大地の生産性のスゴサに気づきます。
    ■C-NA さん
    >この三種さえあれば冬の食卓が潤います。
    ほんと、そうですね。冬の野菜はほんとうに美味しい、です。
    今夜は、サトイモの煮っころがし。もう、感心するくらいに美味しかった、デス。
    ■あーる さん
    平の畑が普通と思ってましたが、「坂畑」のあることにいま気づきました。
    坂が普通だったんですよね、伊那谷では。
    今年は、師匠のお陰で、ほんとうによく出来ましたです野菜。
    ■小坊主 さん
    二坪で、いいんですか?
    雑草があまりにもひどくて、ニワトリに雑草退治してもらおうと鶏小屋は20坪あります。
    畑の一番いいところを鶏小屋、です。
    肝心のニワトリは、8歳のバアサンで卵も産んでくれません。雄鶏は朝早くからトキを打ち、近所迷惑…。
    で、雑草も退治してくれません、でした。
    来年は、アイガモに代役をお願いしよう、かしら。

  6. 小坊主 より:

    それ以上は、面倒、見切れません。。
    しかし、無農薬栽培、やってみると、その困難さが、分かりますね。
    農家が高齢化する現在、機械にも農薬にも頼らない農業は困難だと思います。機械化農業には、多かれ少なかれ、除草剤もまた、必要なようですし。