年賀状


今年も年賀状がやってきた。
およそ100枚強だったが、うれしいことである。
そして、申し訳ないやら恐縮やら、である。
ボクはもう、何十年と年賀状を書いてないから、それなのに毎年必ずくれる人もいて恐縮してしまう。
また、それぞれに近況報告もあって、ブログやHPを開いたといった連絡もあった。
だけど、めっちゃ古い住所のまんまでも届くものもあって、郵便局も頑張ってくれているんだなぁー、とも思った。
一通り年賀状に目を通してからは、いくつかのフィールドめぐり。
雪の上の足跡で情報を集めるには絶好な天気だったからだ。

暮れに、ノウサギが復活したらしき場所には、まったく足跡がなかった。
あるのは、キツネとサル、だけ。
人間のそれとよく似たサルの足跡のいいパターンがあったので撮影しながら、あまりにものサルの増加ぶりに気分が重くなった。
もう一つのフィールドでは、テンの足跡が多く、渓流にかかる倒木を渡っていることも分かった。
この倒木は、夏にはツキノワグマも渡っていることを知っているから、はやりここは撮影しなければならない場所だろう。

そんな足跡を見てしまうと、作画というより証拠を集めるだけのカンタン設置の「簡易ロボットカメラ」が数台必要になってくる。
これは、以前からの懸案だったので、夕方から製作にはいった。
標高800mもある仕事場は底冷えがひどく、足にしもやけの気配を感じながら、それでも2時間ほどで1台目がほぼ完成した。
そういえば、昨年も正月早々からこのような機材の製作をしたような覚えがある。
いや、昨年だけではない。
正月休みは、けっこういろんな機材開発をするのが恒例となっている。
正月でゆっくり穏やかな気分になっているときのほうが、いろんなアイデアが出てくるから、製作意欲もわくというものだ。
写真上から:
1)年賀状は出さないけれど、けっこう届くのはありがたい。
2)サルの足跡は独特なので、このようなパターン撮影は必要。
3)矢印のところの倒木をテンが渡っていた。反対側に回り込んでみれば、2本ともに利用していることがわかった。

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年賀状 への3件のコメント

  1. 粗忽鷲 より:

    新年のご挨拶申し遅れました。
    語りかける自然との対話を経て
    今年も益々のご活躍祈っております。

  2. 小坊主 より:

    人からの年賀状、誰でも読めます。
    動物からの年賀状、読める人は少ないです。

  3. gaku より:

    ■粗忽鷲 さん
    はい、今年も頑張ります。
    ■小坊主 さん
    自然からの年賀状も、だいぶ読めるようになりました。
    今年も、いっぱいやることがあります。