寒波襲来


注文してあった2テラのハードデスクが届いた。
さっそくPCに取り付けたが、元箱が「冷やし系」なのには笑ってしまった。
ファンを回して強制的に、HDDを冷やすものらしい。
皮肉にも、このHDDが届いてから「寒波」がやってきた。
その、寒いこと、さむいこと。
仕事場の部屋にあるコップの水が、ガチンゴチンに凍ってしまっている。
こんな日は、温泉に入るにかぎる。
なので、近所のホテルの温泉にしっかりつかってきた。
この温泉は500円払えば、24時間いつでも入れるので、ほんとうにありがたい。

で、雪の中の仕事場に帰ってきて原稿を書いていたら知人から電話。
「gakuさんやぁー ○○電気の前の道にタカが死んでいるんだけど、何ちゅうタカずらやぁー?」
「いいかい、ハトの大きさを基準にして答えてくれるかい。ハトより大きいか、小さいか?」
「ハトと同じくらいだぁー」
「たぶん、それならハイタカかツミの可能性があるけれど、どうする拾ってくるかい…?」
「おお、じゃあ、届けるわい」
まもなくして、そのタカがやってきた。
ひと目みるなり、ツミのメスだった。
昨年生まれの若い個体だった。
以前、ボクのニワトリ小屋に飛び込んだものと、ほぼ同じだった。
しかし、直線で30kmも離れているから、距離的には別個体だろう。
ツミは、右の眼球がすっかり飛び出していて、腸も出ていた。
右足付け根も折れていて、肉も飛び出していたから、この寒波でお腹をすかし、獲物に見境なく突っ込んでいったその先に電線でもあったのだろう。
こういう事故は猛禽類にはかなり多いので、寒中のこの時期は、彼らにとってもたいへんな試練の季節なのである。
それにしても、貴重な生命がもったいなかった。

まあ、こうして生命を落とすことも自然界の営みの一つなのだから、このまま野外に放置すれば、他の野生の誰かの餌になることだろう。
厳冬のこの時期に、ツミの死体が食べられることで、支えられる野生の「生命」もあるのだから、そうするのがいちばんいい。
「死は次なる生命を支える」、これはボクの持論である。
写真:
1)冷やし系のHDD。これが届いてから寒波がやってきた。
2)寒い日は、温泉がやっぱりイチバン。
3)生命を落としたツミ。目と腸が飛び出し、足も折れて、即死状態だった。

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寒波襲来 への3件のコメント

  1. はちべえ より:

    この冷やし系・・・僕も使っていますがなかなか良いですよ!温度表示・回転数表示も出るので見た目もかっこいいですし、温度設定で高温時にはアラームも鳴らせます。(僕は設定はしてませんが・・・)ファンの音も静かです。

  2. あーる より:

    ほんとに寒かったですね。こちら側はさいわい雪は少なかったですが、風がものすごかったです。
    そんな中、我が家では20年生きて来たメス猫が猫生を終えました。
    穴が掘れなくて困ってます。やはり長年可愛がってきたものなので、支える生命は土壌細菌あたりにしたいのです。
    自分自身は駒ヶ根の美術館で見た、藤原新也さんの写真のように、犬に食べてもらっていいです。
    閉所恐怖症っぽいので、お墓の中より、ああして外に放置されて、誰かの役に立つ方がいいです。

  3. gaku より:

    ■はちべえ さん
    「冷やし」という字は、見ているだけで寒くなりますね。
    このHDD、順調です。
    ■あーる さん
    昨日、となり村まで行きましたがたしかに雪少ないですね。
    人間、犬に食われるほど…、
    メメント・モリですね、好きな写真家です。