雪上の足跡を見て思うこと…


南アルプス山麓の超過疎村へ出かけてきた。
人口が2000人を割り、それも高齢者ばかり。
人間の数よりも、野生動物の数のほうが多い、村である。
陽春の日差しに雪はどんどん痩せていくが、そこにはたくさんの動物たちの足跡。
ニホンジカの足跡がほとんどだが、キツネ、テン、サル、イノシシ…も、見られる。
足跡はたくさんあっても、ご本尊たちの姿をなかなか見ることはできないが、足跡がついているということは確かに行動しているからである。

これだけの足跡を見てしまうと、もはや動物を愛でるというような気分ではない。
戦慄すら感じるのは、ボクだけではないだろう。
人が知らない間に、これほどまでに闊歩する傍若無人ぶりには脅威すら覚える。
何故にこれほどまでに、動物たちが増えてしまったのだろう?
足跡を目撃しながら、新たな自然観を考える時代となったことを悟る。
これらの足跡をみても、何も感じない人間はもはや自然界を探るアンテナが麻痺しているとしかいいようがない。
これは、ほんとうに脅威だからである。
ボクには、そう映って仕方がなかった。

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雪上の足跡を見て思うこと… への4件のコメント

  1. 小坊主 より:

    自然が、獣たちが、押し戻してきましたね。
    一旦、劣勢になってしまうと、それを跳ね返すには、大変な戦力が要ります。
    この様子を見ると、この村は、もう。。
    止めようのない人口の流失と、画一的な野生保護の、相乗した結果なのでしょうか?

  2. ほたるん より:

    証拠が残ると、凄い所に居るんだ・・って、よーーーっく解りますね。
    考えように依っては、このおびただしい足跡が都会の紫外線量だったり、ダイオキシン濃度だったりする訳だから、姿が見えないからと言って、”安全”とは言えないんですよねー。
    煙突がどんどん高くなっていくこと一つとっても、なにかヤバイもの放出しているのだな・・・と、疑って掛からないと。

  3. 北の狩人 より:

    雪の無い畑でで有ればこれ位の動物の足跡が付くのは分かりますが、陽春の頃の雪上に付く足跡は、気温にもよりますが2~3日で消えるはずで、1~2日でこれだけの足跡が付くのは異常な位多いと思われます。
    恐ろしささえ感じますね。

  4. gaku より:

    ■小坊主さん
    ■ほたるんさん
    ■北の狩人さん
    足跡が見えるからこうして激増がわかるのですが、雪もない地域ではこのような野生動物の動きはほんとうにわかりずらいと思います。
    それをチェックして何かを考えていくのが、それぞれの地域に暮らす人々だと思うのですが…。