田淵行男賞の選考会


昨日は、田淵行男賞の選考会だった。
応募数が少ないという情報が一月ほど前にあったので心配して出かけたのだが、なんと、締め切り間際になって連日多数の応募があったそうな。
そして、最終的には129点もの大量応募となっていた。
田淵行男賞は、基本的には組み写真の応募なので、129点もあればそれに10枚から20枚が加算されるから、大変な枚数となる。
しかし、これだけの応募があっても、群を抜いている作品ははじめっから「選んでくれ~」と主張しているから面白い。
今回は、非常にレベルが高く、審査員としてもうれしかった。
ボクは、はじめから光を放っている2作品を候補にしながら審査を進行したが、結果的にはその作品が審査員全員一致のグランプリとなった。
振り返ってみれば、これほどレベルの高い作品を応募するために、全国各地で虎視眈々と牙を研いでいた若者たちがいたということにも感動した。
この状態なら、日本の写真レベルも捨てたものではないと思った。
グランプリとなった作品は、研究者でもありカメラ技術も一流であり構成力も作家そのものであった。
だから、実力で賞をもぎ取っていったといってよい作品だった。
ほんとうに、おめでとうといいたい。
授賞式は、7月10日なので、興味のある方は当日に安曇野にこられるといいだろう。
ボクの希望としては、落選した人に選考委員のコメントを聞いてもらいたいと思う。
プロの応募も多数あったが、プロが何故に落選したのかを知る絶好の機会だと思うからだ。
この田淵行男賞の審査の前日に、ボクは兵庫県の豊岡市にいた。
豊岡市では、「コウノトリ写真コンテスト」の審査委員長をしていたのである。
ここでも、順当な作品がグランプリとなったが、翌日の田淵行男賞の選考会を欠席するわけにはいかず大雪の天候不順のなかを必死で信州へ向かった。
お陰さまで、田淵行男賞の選考会にも間に合うことができた。
どんなコンテストでも、審査員として、応募者の頑張っている作品に触れることは楽しくもあり励みにもなるものだ。
だから、昨日、一昨日と、満足のいくいい時を過ごさせてもらった。
写真:田淵行男賞選考会スナップ。

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田淵行男賞の選考会 への2件のコメント

  1. おいかわ飯店 より:

    >ボクの希望としては、落選した人に選考委員のコメントを聞いてもらいたいと思う。
    プロの応募も多数あったが、プロが何故に落選したのかを知る絶好の機会だと思うからだ
    お話、お聞きしてみたいですね。結果発表が楽しみです。

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