GW中だというのに、本づくりをしているから山菜採りにも出かけられない。
そんなオイラの気持ちを察してか、「山の店」をやっている飲み友のスーさんから電話。
「gakuさんの好きな山菜冷やし中華をつくってあげるから、今夜出ておいでよ…」
スーさんのところまでは、仕事場から歩いて2km弱。
酒も飲めるし、運動にはちょうどいい距離。
だから、街に飲みに行かないかわりに、最近のオイラは「山の店」を居酒屋にしてしまっている。
「山の店」は、「地球の自然をつまみ喰い」と称して、山男のスーさん自ら季節に合わせていろんな自然素材を提供してくれる異色な店。
とにかく、自然豊かな駒ヶ根高原にぴったりの店なのである。
「よーし 行くいく…」
ということで、出かけてみれば、さっそく山菜づくめで歓迎してくれた。
セリ、ヤマウド、コゴミ、タケノコ、クレソン、ワラビ、タラノメ、コシアブラ、ツリガネニンジン…
素材に合わせていろんな調理をしてくれて、日本酒の冷をクビリ…
そして、最後の〆は「山菜冷やし中華」と「山菜チャーハン」。
これが、絶品の裏メニュー、なのである。
いやー、その美味しいこと、おいしいこと。
そして、気をよくしていたら、島根県の隠岐から極上のイワガキが届いた。
いつも応援してくれている中上養殖場さんからだ。
「桐の花の咲くころが、イワガキも最高に美味しくなる…
売り切れる前に送るから… 」
メールにはそう書き添えられていたが、そんなメールを受け取った翌日にはもう新鮮なカキが到着した。
GWで交通量も多いなかを、迅速に届けてくださったクロネコの運転手さんたちにもお礼を申し上げたい。
イワガキは、とても大きくてプリプリ。
一口ではとうてい食べきれない大きさ。
スーさんに半分おすそ分けをして、オイラは生ポン酢でいただく。
隠岐の潮の香りが口のなか一杯にひろがり、中上さんの優しい気持ちに大感謝。
桐の花は、信州ではまだ咲かない。
日本海の隠岐では、もう満開なのだろう。
そういえば、新潟の上越海岸で撮影した桐の花の写真があった。
撮影日は、昨年の5月19日。
新潟よりさらに南の隠岐の島は、季節もそれだけ早いのだろう。
桐の花は、とても美しくオイラの大好きな花だ。
これからは、桐の花とイワガキがイコールとなってオイラの心に旬を迎えることであろう。
写真:
1)「山菜冷やし中華」と「山菜チャーハン」は、絶品中の絶品。
2)クレソンのマリネ、ヤマウドの刺身、タケノコの刺身、ワラビのスー揉み…、どれも絶品。
3)「山の店」は五平餅が有名だけれど、駒ヶ根高原のど真ん中にあるので自然好きの方はここで情報を得るのも良し。
4)隠岐のイワガキは、とにかく大きくて美味しくて、幸せもビックサイズ。
5)桐の花は、素朴ながらにも不思議な魅力を秘めている。
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美味しそうな食材がいっぱいですね。
春は海も山も新もの揃い、今食べなきゃ。
今年はフキノトウやツクシ、コウナゴ、小鮎などをそれぞれ佃煮にして山のお弁当用に冷凍保存しました。でも生や天ぷらや和え物は”今”ですよね。
間違えていなければ、こちらのお店でかき揚げとそば五平餅を食べました。
お店の中に宮崎さんと言う写真家のポスターもありました。
いいですね、季節のものの数々。
食べに行きたいです。
■C-NA さん
「春苦く、夏酸っぱく、秋甘く、冬そして脂」…
これは、哺乳動物が四季を生きる基本食材でして、クマもこれをよく実践しています。
旬にしか食べられないものは、やっぱり食べたほうがいいみたい、ですね。
■oikawa さん
間違えていないと思います、よ。
■小坊主 さん
タケノコだけは、まだイノシシに全敗中でして…
あとは、採集に行く時間がどれだけつくれるか、ですね。
もっとも、昨日は1時間ばかりでコシアブラ3kgくらい採りました。
自給にしたら、どんだけ~~?