飲み友よさようなら…


最近、飲み友2人が同じ日に逝ってしまった。
一人は、東京で帰らぬ人となり。
もう一人は、地元の自宅で…。
寂しくなってしまったが、誰にも生きる時間が設定されているのだから仕方がない。
あとは、オイラも自分の始末を考えながら、終着点をみつめていくだけである。

東京の友は、オイラの仕事場から4軒上に別荘をもっていた。
シナリオライターの仕事をしていて、いつも別荘で原稿を書いていた。
仕事に行き詰ると庭にでて、自分で植えたブナの木の世話をせっせとやっていた。
そのブナが、今年はとても美しい芽吹きを迎えていた。
その新緑を見ることなく、彼は旅立ってしまった。
もう一人は、いつも行っていた居酒屋のマスター。
すい臓がんの告知を受けていたから、しっかり準備をしていたようだ。
「ありがとう」の直筆を残して、さわやかに旅立った。
心憎いことをやってくれる、ものだ。
その意味では、病気の「告知」は必要なことだ、と思った。
できれば、オイラもこのように「さわやか」にかっこうよく逝きたいものだ。

オイラも、若い頃に何回も病気をやって三途の川を渡りそこねたから、いまは「付録」の人生と考えて生きている。
だから、毎日を悔いのないように、この地球上に生かさせてもらっている。
なので、お迎えがいつきてもいいように心の準備だけはできている。
それよりも、閻魔様にはたくさんの土産話があるから、あの世で会うのを楽しみにしている。
それまでに、まだまだたくさんの楽しいことをやって、お土産を一つでも多くつくっておくつもりだ。
2人のご冥福を心からお祈りしたい。
いま、そんな思い出を大切にしながら、彼らのためにも美味しい酒を飲むことにしよう。
写真:
1)主人をなくした別荘が寂しそう。その入口にもブナが植わっていた。
2)「この森をよろしく頼む」と言っているようで、「目」が新緑にできていたのにはビックリ。
3)オイラも、こんな直筆を書いておこうと思っている。

カテゴリー: 哺乳類・野生動物   パーマリンク

飲み友よさようなら… への4件のコメント

  1. 小坊主 より:

    私も、告知されたいです。
    告知を受けて、自分が何ぼのものか見つめて、それだけの度量があったなら、礼を言って、カッコよく去りたいものです。
    でも、告知を受けて、うろたえて、逆上したら、その程度の者だったと、皆に、バレてしまいますね。。。

  2. 森のどんぐり屋 より:

    人には、生まれたときの神様との約束で、寿命が決まっているそうです。
    でも、誰もが、自分がいつ死ぬかは判らない。
    私のように、早く死ねたら楽になれるのにな~と毎日思っていても、もう70歳。
    とても元気だった父より、6年も長く生きちゃいました。
    阪神淡路大震災で死んだ友人は、まさかあのときに死ぬなんて、夢にも思っていなかったでしょう。
    私の父も突然死だったから、一番驚いたのは本人だと思います。
    かっこよく死ねるかどうかも、誰にも解らない。
    一瞬先のことは解らないから、いつも覚悟を決めて、でも一所懸命に、楽しく生きるしかないですよね!

  3. C-NA より:

    出会ったときに別れも始まっているとはいうけれど・・・先日親しい友人がなくなりました。これまでもずいぶんたくさんの人と別れたような気がします。
    見送る辛さは年を取るに連れて心身にこたえます。後に残る人がぷっと吹き出して笑えるような思い出を今から作っておきたいです。
    「あいつやっぱバカだったよな」って言われそうな死に方が理想です。

  4. gaku より:

    ■小坊主 さん
    そうです、告知を希望していても、めっちゃうろたえたりして…
    そのあと、静に残り時間を考えたいものです。
    ■森のどんぐり屋 さん
    >一所懸命に、楽しく生きるしかないですよね!
    ここがほんとうに大切だと思います。
    そのつもりで、今日も生きます。
    ■C-NA さん
    >「あいつやっぱバカだったよな」って言われそうな死に方が理想です。
    そうですね、そう思われながら、どこかで生きている奴らに化けて出て「意地悪」して、みたい。。。