5本ばかり、キャベツ苗を植えた。
そろそろ、芯玉ができるころになってきたところで、アオムシがいちばんいいところをむしゃむしゃ食べはじめた。
そして、これから玉になっていくであろう新鮮な若芽のあたりがウンコだらけ。
殺虫剤でアオムシを殺すことは簡単だろうが、それはしたくない。
なので、指で一匹つまんだら、ムニュっとしたその感触の悪いこと。
一匹だけで、つまむのをやめた。
そして、3日間が経ってしまった。
相変わらず、アオムシが頑張っているので、今朝はワリバシで一匹ずつ捕獲することにした。
アオムシはなかなかに保護色をしていて、上手に隠れている。
何回も丁寧にキャベツをのぞきながら、オイラの目はズームレンズになったりマクロレンズになったり。
こうして、やっと50匹ばかりを捕獲したが、たぶん、まだ隠れているやつがいることだろう。
あと、数日間にわたって、さらに捕獲作戦を繰り返さなければならない。
家庭菜園のキャベツにこれだけのアオムシがつくのだから、大規模野菜農家ではさぞ大変だろう。
しかし、畑に植えられているキャベツには、虫食いのあとがちっともみられない。
殺虫剤が大量に散布されているのか、虫に食われないように遺伝子改造されたキャベツなのか、これだけは不思議だ。
捕まえたアオムシは、先ほどチャボ小屋に放り込んだ。
すると、チャボたちがよろこび勇んできれいに食べつくしてくれた。
キャベツの天敵は、アオムシ。
アオムシの天敵は、チャボ。
-
最近の投稿
最近のコメント
アーカイブ
良かったらイイネ!をしてね
メタ情報
- ▼宮崎学のtwitterをフォロー
森の365日
@miyazakimanabu ツイッター 宮崎学ツイッターはここで読めます
アトリエwebの森 このサイトを管理しているモモンガのページです
ツキノワグマ事件簿 ツキノワグマ調査プロジェク
五感で観察するWEB自然図鑑 みんなで投稿する生物の写真
森の365日 宮崎学公式webサイトです
森の仲間コミュニティ 会員性SNSの中で安心して情報交換
環境問題・エコロジー講演会 講演のお問い合せはこちら
野生動物ライブカメラ 森にやってくる動物を24時間中継
キャベツ風味のチャボになるでしょうか。。
葉物野菜、自家で作ると、無農薬栽培の難しさが、痛感されますね。
>キャベツ風味のチャボになるでしょうか。。
野菜が高いから、
チャボ鍋にキャベツを入れなくても済みます。
うちではキャベツと白菜をとなりの列に植えたら、虫が皆白菜に行き、白菜がレースのようになって崩壊しつつあります。
ずいぶん虫取りしたんだけどな。
白菜が身を挺して守ってくれたキャベツ、今後虫はそっちに移動してして行くのだろう。
守りきれるかな。
有機農業的には、土が出来ていると虫が付かない(植物にとってのミネラル、土壌菌、環境などのバランスが取れている状態)と言いますが、実際は慣行農法では、薬の散布はすごいです。特に夏場の白菜など、季節外れの野菜には薬の使用量が多いと思います。
また、病気に関しては、耐病性のある品種もありますが、病気に強いものはあんまりおいしくないみたいです。
私は、最近「脱無農薬宣言」をいたしました。まず、デナポンを畑の周りの草むらにばら撒き、こおろぎ、キリギリスを殺します。そして、種を蒔く前か蒔いたあとにオルトランを蒔き、しばらくして施肥後、展着剤をまぜたオルトラン、すみちおんなどを適宜使っています。昨年までは、無農薬でした。白菜などはほとんど収穫できませんでした。
キャベツや白菜を無農薬で作る場合は、蝶避けのネットを張って作ると良いです
農薬などの無い時代は、病害虫の発生が予想される時期をずらして作物を作っていました(適作ですね)
農薬の使用や無農薬などとつまらぬ論議よりも、知恵を使った適作を心がけた方が良さそうに思いますね
■あーる さん
ウチも、キャベツのとなりの畝は白菜です。
いまのところ、狙われるはキャベツだけ。
■とも さん
昨日も、夕方17匹のアオムシを獲りました。
耐性のない美味しいキャベツだと、思います。
ってか、虫に食べられちゃって、オイラの口に入るか心配ですが。。
■島蛇 さん
デナポン、オルトラン、スミチオン…検索してみました。
ほんと、脱無農薬したいですが、まだ踏み切れていません。
自分でつくるより、田舎だからご近所から食べきれないほどの野菜が届くので、つい自分の畑は「遊び」感覚になってしまってます。
■風 さん
>キャベツや白菜を無農薬で作る場合は、蝶避けのネットを張って作ると良いです
そういえば、去年はそれやって成功しました。
今年は、やってませんネット。
しまった、もう手遅れ…、だぁーー。
某「三つの卵」曲でも白ネットを使ってました。
これやらないとアブラナ科はぼこぼこにやられますね、私もラディッシュなんかで経験しましたが。
あと、ある種のハーブを一所に植えると蝶があんまり卵を産まないと、FIRESIDEのサイトにエッセイを載せている方のストーブの本に書いてありました。
ただ、ハーブは注意しないと爆裂的に繁殖して怖くなります。
私もモンシロチョウが飛んでいないキャベツ畑で獲れた玉は、遠慮したいですが、スーパーに並んでいるとそんなこと判らないですよねえ…
新聞週間になりましたが、
今朝「朝日新聞」でgakuさんを発見!
次いで「読売新聞」では鎌田先生発見!
やりますなあ、ご両人!!
いつも拝見しています。
今年は我が家の庭木にはアメシロが
大量発生。
てなわけで、私めは密着型の薄手の
手袋をはめて、手による殺戮。
やっぱりこれが一番!
■doburoku さん
今年は、どうやらキャベツは諦めます
■take1 さん
>やりますなあ、ご両人!!
はい、「がんばらない」程度にやっております。
■bogu さん
今朝は、17匹捕まえました。
とうとう、素手で頑張ってます。
薄手の手袋というテがあったんですね?
薬局で売っているのを、こんど常備することにしました。
うちは高冷地のせいか、いま時期の白菜はあんまり虫が付きません。風さんのおっしゃるように、あったかい所では、ネットなどを使いつつ、もう少し寒く(遅く)なってから植え付けすればうまくいくのではないでしょうか?あと、周りの草むらに薬を撒いたりきれいに刈り込んでしまうと、天敵の住処がなくなるので、薬に頼らざるを得なくなります。
で、うちでは、この白菜を11月頃収穫して干して、冬中貯蔵して食べていくわけですが、ストーブの脇なんかにおいておくと、たまに蝶が羽化してフワーっと舞ったりして、風情があります。その蝶がどうなるのか見届けたことはありませんが。
たったいまも、アオムシ14匹殺しました。
ほんとうに、巧妙に隠れてキャベツを食べております。
ハクサイは、大丈夫だとは思いますが、これからネットで囲んでも、虫まで一緒に囲むことになりますから、今年は勉強のための観察年になってしまいそう、です。