分からないことは確認するのがいちばん


仕事場である「ムササビ荘」で、リンゴが腐ってしまっていた。
庭に出しておいたら、どうやら何者かが興味を示したらしい。
踏んづけたり、囓った痕があった。
どうも、その様子がこれまでに体験したことのない痕跡。
ムササビ荘周辺には、ふつうにツキノワグマがいるので、ひょっとしたらクマの仕業ではないかと思った。
そこで、こういうときには「赤外線無人カメラ」で確認するのがいちばんなので、設置してみた。
翌日には、リンゴもなくなり、確実に動物がやってきていた。
さっそくデジカメのモニター確認をしてみれば、タヌキだった。
ツキノワグマでなくて、残念なようなホッとするような。
まあ、タヌキであって一安心。

とにかく、自然界では、このように分からないことだらけのサインに出会うコトが多い。
それを確認しないまま、想像で発言したり言い切るのはよくないと思っている。
そうした想像だけのコメントがどんどん尾ひれもついて、いまの社会に混乱を与えてしまっていることが多すぎる。
なので、オイラは、自分で確認したことだけを自信をもって発信している。
だから、人の言葉は参考にはするが、自分で確かめてからでないと信じないようにしている。
そのための機材開発もしているが、今回の赤外線無人カメラはストロボもちがっているので、相手を警戒させることなく撮影ができる。
赤外線専用に一眼レフのデジカメを改造してしまうのだから、これら確認作業にも投資がかかるというものだ。
でも、それ以上に、疑問を解決できるよろこびもあるから、確かな「ヒトコト」には投資も必要だと考えている。
写真:
1)腐ったリンゴ。
2)タヌキが食べて処理してくれていた。

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分からないことは確認するのがいちばん への2件のコメント

  1. oikawa より:

    閃きというのも大切でしょうが、やはり研究者はその確認が大切なはずなんでしょうが時々???と言う方もいらっしゃいますね。科学は観察することが基本だと思います。

  2. gaku より:

    ■oikawa さん
    >科学は観察することが基本だと思います。
    その観察のために、いろいろな機材開発も楽しいものですね。
    このストロボだって、「写るんデス」だから。