オオコウモリも撮影してみたいな…?


車が激しく行きかう沖縄は金武町の国道脇の駐車場。
そこに車を停めたら、足元に桃の芯のような種が落ちていた。
大きさは、まさに桃の種子そのもので、毛が生えたようにささくれだっていた。
それを見るなり、「ははーーん、これはオオコウモリの食事跡だな」、とオイラは思った。
車の周囲や歩道などを注意してみれば、数十個も、そのような芯が落ちていた。
しかも、コウモリの糞までいたるところに見られる。
もはや、間違いなくオオコウモリがこの木にやってきていることが分かった。

オオコウモリといえば、そんなにいい写真があるようにも思えない。
考えてみれば、あまりこの動物には挑戦している人がいないのだろう。
ちょっと工夫して、努力すれば、やはり視覚の冒険ともいえるようなすごい写真が撮れそうな気がする。
そう思うと、オイラには、すぐに「絵コンテ」が浮かんできてしまった。
そのうちに、この動物にも自分なりに挑戦しなければならない時期がくるであろうことも予感できた。

この木が何の木であるのか、分からない。
そこで、近所で休んでいるオジサンたちに訊いてみた。
「あの葉っぱが大きな木は何ていう名前なのでしょうか?」
「くわでさ」
「それは、方言なのですか、それとも正式名ですか?」
「正式名は、コンバッテシイっていう、サね」
どうも、おかしかったが、一応メモってきた。
そして、ネットで調べてみると、沖縄では「クワディーサ」と方言で呼び、別名を「コバテシイ」というのだそうな。
正式和名は「モモタマナ」。「桃玉菜」と漢字に置き換えれば、なんとなく分かりやすい。

ここまで分かればあとは、もういい。
コウモリが、このモモタマナの実を好むことは以前から知ってはいたが、樹種の名前をはじめて知ることができただけでもオイラには進歩。
あとは、いつころ再び沖縄に渡り、どのような装置で撮影すればよいかを自分で考えればいいからだ。
今回は、財団の会議があって沖縄にやってきたが、仲間はみんなゴルフ三昧だけど、オイラはひとりレンタカーで島の観察。
その結果が、こうして、またひとつオオコウモリをテーマとする「絵コンテ」ができてしまった。
そう遠くない時期に、再びオオコウモリだけを撮影に沖縄に来ることになるだろう。
写真:
1)こんな駐車場脇に1本だけあるモモタマナの木にオオコウモリが来ているとは予想もつかなかったが、静かなる発見でもあった。
2)コウモリの齧り痕のある実。
3)齧った実と糞。
4)モモタマナの実

カテゴリー: 哺乳類・野生動物   パーマリンク

オオコウモリも撮影してみたいな…? への2件のコメント

  1. あーる より:

    ヒージャー刺しの写真がうちの子にそっくりでショック。
    すみませんコウモリと関係なくて。
    オオコウモリの写真も待ってます。

  2. gaku より:

    オオコウモリは、現地に暮らしていればバッチリいいのが撮れるんだけどね。
    まあ、そのうちに努力してみます。