マングースは相変わらず多そう…


沖縄にくると、いつも頭をよぎるのがマングース。
この外来生物が、北部ヤンバルまで攻め込んで貴重な「ヤンバルクイナ」や「アカヒゲ」、昆虫類などを脅かすのではないかと思っているからだ。
やっぱり、この動物だけは、減少させる方向で現代人は努力しなければならないだろう。
今回も、車で移動していると、いろんなところで道路を横切るマングースの姿がみられた。
どうやら、マングースはちっとも減っていないのではないか、という印象を思ってしまう。
マングース捕獲トラップが設置されているようだが、ヤンバルまでの道すがら見て歩けば、どうやら土日はトラップの扉を閉じてあるようだ。
これは、トラップを管理する人間への労働的配慮とも受け止められるが、野生化してしまったマングースには土日もないのではないか。
土日の間にも、捕獲トラップをかいくぐってどんどん北上していくことだって考えられる。

マングースは、ネコや魚の缶詰でもおびき寄せることは可能だから、これらの餌をカラスにもっていかれないような工夫をすれば、マングースだけをピンポイントで狙い撃ちすることは可能だ。
こうしたマングースだけを呼ぶ「駅」をつくって、常時そこへおびき寄せて、自動撮影をするなりして同時調査を並行しながら捕獲をするのである。
オイラが、地元に暮らしていれば、そのくらいのことをすぐに考えて実行に移すだろう。

生物多様性が叫ばれ、COP10でも外来種問題が取り上げられたのなら、マングースを沖縄に放してしまった現代人の責任として厳正に対処するべきである。
土日をしっかり休む人間は、その休み時間に少しばかり知恵をつけてもいいのではないか。
このままいけば、たぶん手遅れになるだろう、と思う。
写真:
1)沖縄県名護市で見かけたマングース。
2)マングース捕獲トラップ(左)と、オイラが考案したマングースおびき寄せの「駅」。
3)ヤンバルの深い山並とマングース。背景の山中に潜めば、人間がマングースを撃退することは不可能であろう。

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マングースは相変わらず多そう… への3件のコメント

  1. まやこ より:

    環境省沖縄事務所の方にマングースの駆除について聞いてきました。
    環境省は予算が少なく厳しいとのこと。山原に1万6千の罠をしかけていて、その管理が難しいそう。限られた予算&人員の中で、土日に限らず、部分的に罠を空けたり閉じたりしているのだとか。
    かご罠だけでなく補殺式筒罠で捕獲数がとても多くなり、今後が期待できるとのことでした。

  2. take1 より:

    マングースについては、問題が今のところ一地域に限られており、日常的ではない人の方が多いので忘れられがちですが、これほど「外来種定着」に人間の「策略」が絡む例は殆ど無いのではないのでしょうか?
    「商業」にまで結びついていますし…
    >現代人の責任として厳正に対処するべきである。
    と、同時に早急に対策を講じないと定着しつつある(もうしてしまった?)マングースが可愛そうなことになると思います。

  3. gaku より:

    ■まやこ さん
    ■take1 さん
    沖縄のマングースは、ケツを追っかけているような捕獲作戦では成果があがらないでしょう。
    あくまでも、マングースの前にたって待ち構えるといった捕獲作戦ですね。
    根本的に発想力を変えないと無理でしょう。
    そこへいくと、奄美大島の住民たちは意識も違います。
    努力していますので、かなり成果が上がっていますね。