来年のカレンダーは、オコジョ。
このカレンダーは、地元の企業がもうかれこれ20数年前から毎年企画しているものだ。
カレンダーは、一年ものの1枚もの。
友引とか大安、仏滅などの暦もついているので、なかなかに便利。
こうして、毎年カレンダーをつくらせてもらっているけれど、一昨年までは写真の原版はフィルムだった。
それが、昨年からデジタル原稿にさせてもらった。
カレンダーの写真の大きさは、タテ34cm×ヨコ48cm。
これだけの大きさにするにはフィルムでなければダメだと、印刷所もこれまでは消極的だった。
しかし、時代はデジタルなのだから、デジタル出力のサンプルを出すようにお願いしたのが昨年のこと。
で、デジタル原稿といっても、デジタルカメラは日進月歩で解像力も大きくなってきている。
しかし、現場での物量作戦をとりながら撮影しているオイラにとって、そうそう新型のデジタル一眼レフをたくさん買い揃えていくワケにはいかない。
このため、なかには旧式の解像力の少ないデータもあるので、それらの原稿がどこまで印刷に持ちこたえるかが心配だった。
今回のオコジョのデータは、「Nikon D70」で撮影しているから600万画素。
このカメラでのカレンダーは難しいのではないかと思っていたが、こうして印刷されて出来上がってくるとフィルム原稿とまったく遜色がないのである。
ある意味、これには驚いたが多いに自信もついた。
いわば第二世代ともいえるデジタルカメラの原稿でも、これだけの印刷に充分に耐えうることがわかったからだ。
なので、第三世代以降のカメラならもうへっちゃらに印刷できるというワケである。
これからの作品づくりに、かなりの自信がでてきた。
デジタル化は、スゴイことである。
写真:
1)仕事場の壁に貼られたカレンダー。
2)原版はこんなカンジ。
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精悍でいいお顔!!
ロボット撮像機、作品級の写真を撮るには、銀塩であれデジタルであれ、相応の機材が必要と思いますが。
調査レベルならば、PCと防犯カメラ級撮像ユニットで、どうにかなりますでしょうか?
勉強してみようかしら・・・
近所の団地の鬱蒼たる木々の間が、ますます気になる今日このころです。猫とおじさんと変な人以外にも、なんか居そうなんです。
■轟天號 さん
>調査レベルならば、PCと防犯カメラ級撮像ユニットで、どうにかなりますでしょうか?
充分になると思いますよ。
探せば、安価でかなりいいものがあります。